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厚生労働省のモデル就業規則で懲戒・解雇トラブルは防げる?リスク回避のために本当に必要なこと

仕事術

従業員が10名を超えそうになったとき、多くの経営者が検索します。

『モデル 就業規則 厚生労働省』

「とりあえず厚生労働省のモデル就業規則を使えば安心だろう」
そう考えるのは自然なことです。

実際、就業規則 厚生労働省のモデルは、法令に沿った標準的な内容が整理されています。就業規則 テンプレートとして活用するには、非常に優れた資料です。しかし、ここで一つ、重要な問いがあります。

本当に、モデル 就業規則だけで懲戒・解雇トラブルは防げるのでしょうか?

答えは、「十分とは言えない」です。なぜなら、懲戒や解雇の場面で問われるのは、
条文があるかどうかではなく、その条文が“合理的に運用されているかどうか”だからです。


1. 懲戒・解雇で本当に問われるのは“運用”

懲戒処分や解雇は、会社にとって最もデリケートな判断です。

  • ・無断欠勤が続いた
  • ・業務命令違反があった
  • ・職場の秩序を乱す行為があった

こうした場面で、「就業規則に書いてあるから大丈夫」と思ってしまう会社は少なくありません。しかし、実務では次の点が問われます。

  • ・処分の根拠は明確か
    ・処分の程度は相当か
    ・過去の運用と整合しているか
    ・事前に指導や注意は行われているか

つまり、就業規則 モデルがあるだけでは足りません。


2. 厚生労働省モデルは“最低基準”

厚生労働省 モデル 就業規則は、法令違反を避けるための標準形です。

しかし、あくまで「一般的な企業」を想定したものです。

例えば、店舗型ビジネスでは、

  • ・シフト変更の無断欠勤
  • ・売上管理ミス
  • ・顧客対応トラブル
  • ・SNS投稿問題

といった、業種特有のリスクがあります。

モデル 就業規則をそのまま使うと、こうした実態に合わない条文が残る可能性があります。

その結果、いざ懲戒や解雇を行う際に、

「御社の規則は抽象的すぎる」

「この規定で本当にこの処分は妥当ですか?」

と問われることになります。


3. 「この一文は何を守る条文なのか」を説明できますか?

ここで重要なのが、倉田さんが大切にしている視点です。

就業規則は会社の法律。

では、

  • ・この懲戒条文は、何のためにあるのか?
    ・この解雇規定は、どんなリスクを防ぐためのものか?
    ・この文言は、どの法律を背景にしているのか?

経営者が、自分の言葉で説明できる状態になっていますか?

社員から

「なぜこの処分なんですか?」
「なぜこの規定があるのですか?」

と聞かれたときに、根拠と背景を丁寧に説明できること。それが従業員の納得感を生み、経営者層との不要な対立を防ぎます。


4. 読み合わせをしない就業規則のリスク

就業規則 テンプレートを使い、形式的に整える…それ自体は問題ありません。

しかし、読み合わせをせずに提出してしまうと、

  • ・経営者が内容を把握していない
  • ・管理職が条文を理解していない
  • ・社員に説明できない

という状態が起こります。

この状態で懲戒や解雇を行うと、

  • 「感情的な判断」
    「その場しのぎの処分」
    「過去との不整合」

が起こりやすくなります。

そして、その結果が労使トラブルです。


5. リスク回避の本質は「腹落ち」

社会保険労務士法人 労務ニュースでは、
厚生労働省 モデル 就業規則をベースにすることは否定しません。

しかし、そのままでは終わりません。

一文ずつ読み解き、

  • ・この条文は何を想定しているか
    ・この処分規定はどんな裁判リスクを踏まえているか
    ・御社の実態に合っているか

を確認します。経営者が腹落ちするまで、対話を重ねます。なぜなら、理解していない規則は、守れないからです。


6. 懲戒・解雇トラブルは「日常の運用」で決まる

懲戒や解雇は突然起こるように見えますが、実は違います。

日々の労務管理の積み重ねが、結果を左右します。

  • ・勤怠管理が曖昧
  • ・注意指導の記録がない
  • ・評価基準が不透明

この状態では、就業規則がどれほど整っていても弱いのです。

だからこそ、規則と運用はセットで整える必要があります。


7. 就業規則だけでなく、運用まで整えるという選択

オマカセロウムくんでは、

・給与計算
・社会保険手続き
・勤怠管理
・従業員対応窓口

まで巻き取ります。

社員が規則について疑問を持ったとき、第三者である社労士事務所が説明することで、「なんとなく納得する」という効果もあります。

懲戒や解雇の前に、未然にトラブルを防ぐ土台を整えることが本当のリスク回避です。


8. まとめ

『モデル 就業規則 厚生労働省』は、安心の出発点です。

しかし、

規則がある=トラブルが防げる…ではありません。

本当に必要なのは、条文の背景を理解すること説明できて、日常の運用が整っていることです。

読み合わせを通じて腹落ちした就業規則こそが、懲戒・解雇トラブルから会社を守ります。


就業規則を「守れる規則」にしたい方へ
  • ・就業規則 厚生労働省のモデルを使っているが不安
    ・懲戒や解雇条文が自社に合っているか確認したい
    ・就業規則 モデルを自社仕様に落とし込みたい

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