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組織にとって最も重要なことは

仕事術

よく「仕組みが大事」「仕組みを作る」という言葉を耳にしますが、仕組みにとらわれ過ぎている気がします。

仕組みというのは、結果的なものです。

本来、組織において最も重要な仕事は、課題発見→課題解決のサイクルをより多く、より早く回すことではないかと思います。

「○○ができたらいいのに→こうやったらできる」
この繰り返しが本来の重要なことであり、組織の進化です。

「必要な業務を繰り返し再現できる、シンプルな形にしていく」

「考えてなくてもエラーを防げるようにルール化する」

「結果、仕組みになる=課題解決」

というのが正しい認識だと思います。

仕組みが最も重要な目的ではないのです。

目的を「仕組化」ではなく「次の課題を解決すること」にシフトしてみたらどうでしょうか。

なお、よくある間違いですが、課題と問題は別のものだと思ってください。

<問題>
○○ができない
○○にクレームがでた
○○が使えない

<課題>
○○ができたらお客様に喜んでもらえる
○○に対応できれば顧客満足度が上がる
○○を解決すれば社員も喜ぶ

問題にばかり注視すると、重箱の隅をつつくようなマネジメントになり、上司も部下も共に超ストレスフルになります。
理念やビジョンを実現するための課題解決に対し、いかに注力できるかが重要なのです。