ビジネスにも生きるにも、交渉力は欠かせません!
交渉が有利に進むかどうかで、仕事をスムーズにこなせたり、生活が豊かになったりします。
ここでいう交渉は「AかBか」のような揉めごとだけではなく、
「この課題をどのように解決するか」
「旅行に行きたいけど希望の場所が違う」
「このやり方でやりたいから上司を説得したいな~」
という、ある意味プレゼン的なイメージも包括しています。
相手に納得してもらったり、説得したり、そんな術を身につけるために交渉の原則を確認しましょう。
目次
交渉の原則
目的のすり合わせ
まずはお互いに現在の状況を確認しましょう。
私の仕事を例にすると、おもに経緯と業務のゴールのすり合わせになります。
「ご依頼いただいた助成金について、獲得するために動いています」
経緯と前提条件のすり合わせ
「今回の助成金はこういう条件になっています」
「以前ご提案した条件について、ご説明をしていきます」
などの経緯と前提条件の共通認識を取ります。
そのための障害と発生原因について
「しかし、○○が理由で○○という障害が発生しています」
解決策の提示
2パターンから3パターンの解決策を提示しましょう。それぞれの懸念点を伝えることも重要です。
「解決策としては2つあります」
「解決するために、2つのどちらかの方法を取りたいのですが」
「まずは1つ目の解決策ですが、このような懸念点があります」
合意を得る
合意の証拠は大事です。
「話のまとめを後ほどLINEで送ります」など
忘れないで欲しい2つのこと
ただし、2つの大事なことを忘れないでください。
1.相手を打ち負かすことを目的にしない
論破のような交渉術が流行っていますが、自分が優位に立つために交渉を進めるのはやめましょう。
見透かされますし、基本的にうまくいきません。
あくまで合意を形成する=お互いを尊重するために交渉することが大事です。
2.相手のためにもなるから、頑張って交渉する
自分が得するためだけの交渉は絶対にうまくいきません。
もしうまくいっても、相手に「もうこいつウザいからいいや…」と思われているだけです!
自分も相手も尊重する。相手にもメリットがあるから、そこに気が付いてもらう。そのために交渉を進めましょう。
