結局、仕事も人生もコミュニケーションが大事です。顧客や同僚、家族、友人もそうです。
どんな表現をするかで相手の受け取り方は180度変わってしまいますし、相手を怒らせてしまうこともあります。
面倒ですが、逆にコミュニケーションをとらないで信頼関係を構築することはできません。
コミュニケーションは信頼関係を構築するチャンスでもあります。連絡するときは「これで相手からもっと信頼されるぜ!チャンスチャンス!」と思って、ぜひ活用してください。
「人に動いてもらう」「合意を得る」には、どんなコミュニケーションをとるか
人に動いてもらうには
- ・納得感
- ・心を動かす
この辺が大事です。
合意を得るには、わかりやすい説明が必要です。主語や述語、時系列や順序などを意識し、状況を適切に伝えましょう。
さらに「あなたのために、あなたのメリットのために」というのが伝わると、納得してくれる可能性が高くなります。
そして心を動かすためには
- ・ストーリーを伝えること
- ・自分の感情を伝えること
を意識すると良いでしょう。
人は、ストーリーや物語に心を動かされます。最も簡単なのは、自分や他者のことなど、人の話です。
「そんなんじゃ助成金申請できませんよ」よりも
「昔のお客さんで~~な人がいたんですが、不支給になっちゃったんですよ」と伝えるほうがわかってくれます。
「労働局に不支給と言われました」 よりも
「スゲー交渉したんですけど、不支給って言ってて、めちゃくちゃムカついてます!」 と伝えるほうが、頑張ったことが伝わります。
これは、メールやLINEではかなり難しいので、ZOOMや電話にしましょう。
メールやテキストのコミュニケーションでは何に気を付けるか
テキストのコミュニケーションは重要です。ただ、上記のようなストーリーや感情を伝えるのは非常に難しいし、するべきではないと思います。
LINEで口論になったことはありませんか?テキストで感情を伝えるのはとても難しいことです。
人間は誤解します。「そんなつもりで送ったんじゃないのに、、、」ということがよく発生するのです。
重要なのは、メールやLINEは「事実を伝えるコミュニケーションに使う」ことです。感情を伝える目的では使わないようにしてください。
LINEで「申し訳ない」と送っても、申し訳なさは伝わりませんよね。感情は、表情や声なども含めて伝わります。テキストだけで感情を伝えるのは不可能なので、するべきではありません。
では、テキストは不要なのか?というと、そんなことありません。
「事実を正確に記載する」という点において、テキストにかなうものはありません。
電話のあとに事実を記載して送る
このひと手間でコミュニケーションの質は爆発的に上がります。
だって、話したことって大体忘れちゃうでしょ?でも感情が伝わると、感情だけは残ります。「何か感じのいい人だったな」みたいな記憶は残ります。
声とテキストを上手く使って、効果的なコミュニケーションを目指しましょう。
